千葉の三木社長がJ1残留に向け、6日のホーム・FC東京戦の勝利給を通常の30万円(推定)から60万円に倍増する検討に入った。開幕から11戦勝利なしのクゼ前監督を解任して臨んだ5月10日の京都戦でも勝利給倍増は実施され初勝利につながった。勝てば15位・磐田、16位・東京Vの結果次第では自動残留の15位となる可能性も残っている。それだけに三木社長は「(前節)清水に負けたのに、2チーム(磐田と東京V)が付き合ってくれたのは神様がJ1に残れと言っている証拠」と前向き。J2降格ならJリーグの分配金が約2億7000万円から半減することを考えれば安いもの?
絶対J1残留!千葉が勝利給倍増を検討
J1残留を目指す17位千葉が、6日の最終節・FC東京戦(フクダ)に“プレミア勝利給”を用意していることが1日、分かった。勝っても磐田と東京Vが引き分け以上なら自動降格が確実な他力本願の状況だが、何しろ勝利しか道は開けない。名門の運命をかけた戦いに、クラブはムダを覚悟で選手を後押しする。
奇跡のJ1残留へ。名門・千葉が、最後まであきらめない姿勢をクラブを挙げて体現する。
「ニンジン、は本当はイヤだけど…。結果につながるのなら」
三木博計社長(58)が明かした。通常の試合で選手合計「200万円くらい」という勝利給の枠を増額することを明言。1人約20万円に加え、5万円程度(推定)のプレミア給とともに「社長賞も考えています」と、活躍選手にはさらなるボーナスを積む考えを示した。
実際、千葉は今季「ニンジン」が結果を生んできた。開幕から11戦して2分け9敗、勝ち点2のどん底から脱した5月10日の京都戦(フクダ)など、勝利給の上積みがあった試合で白星を挙げてきた。
ただ、今回は事情が異なる。勝っても磐田と東京Vのどちらかが負けなければ、J2自動降格の17位が確実。他力本願のため、勝利給を手にしても喜べない状況も想定される。それでも…。トップの決断は、選手が奇跡を実現してくれると期待してのものだ。
前身時代から1度も2部落ちのない名門の、未来をかけた最終節になる。移籍金収入などを除いた近年の予算は年間26億円ほど。J2降格ならスポンサー収入などに影響が出て「2、3割減ることになる」と三木社長。20億円を割り込む可能性もあるという。選手補強にあてる強化費も減り、クラブ経営が大きく変わってしまう。
千葉・姉ケ崎での練習前、ミラー監督はピッチ上で訓示を敢行。その声に耳をそばだてた報道陣をみずから注意する緊迫感を漂わせた。「自分たちが勝つしかない」。指揮官の言葉がすべて。奇跡を信じ、最低条件の勝利をひたすらに目指す。
名門・千葉、残留へ必死の“ニンジン”作戦
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Author:かめたん
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